寒い冬には大活躍するストーブやファンヒーター、こたつなどの冬物家電。エアコンよりもすぐに部屋を暖めてくれるので手放せないアイテムと言えます。
ただ、これらの冬しか利用しない暖房器具は、時期が過ぎれば物置や押し入れなどに収納している方は多いと思います。かなりスペースを取ってしまいますので、収納スペースがパンパンになってしまっているのではないでしょうか。
このようにシーズンオフのアイテムにお困りの方は多いようですが、トランクルームに預けてしまえば、その分の収納スペースが空きますので、お部屋をスッキリ片づけることができるはずです。
今回の記事では「ストーブやファンヒーターはトランクルームに預けることができるか？」「トランクルームに収納する前にやっておきべきこと」などの内容を紹介していきます。これからトランクルームを利用しようとする方は是非ご参考にしてみてください。
目次
ストーブやファンヒーターはトランクルームに預ける事ができる？
ストーブやファンヒーターなどの暖房器具もトランクルームに預けることは基本的には可能ですが、利用規約をしっかりと確認しておくことが重要です。それでも心配なようであれば、サービスの提供会社に問い合わせするようにしましょう。
ストーブやファンヒーターが預けられるかどうかを問い合わせをするには、トランクルームポータルサイトから利用したい近くのトランクルームを探してみるのが良いでしょう。トランクルームポータルサイトには多くのトランクルームが掲載されていますので、自信に合った施設が見つけられます。
オススメのトランクルームポータルサイトは「JAPANトランクルーム」です。日本最大級の掲載数になりますので、自宅から近くて安い施設を見つけやすいでしょう。
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トランクルームに預けることができないもの
実際には各施設の規約を確認することが重要ですが、参考としていただくために宅配型トランクルームを提供している「サマリーポケット」では預けることができないものを確認してみましょう。
- 液体物（化粧水、化粧品、酒類など）
- スプレー缶、ガスボンベ、ライター、マッチ、灯油、ガソリン、塗料等の可燃物
- 食品、動物、植物（種子、苗を含む）
- 現金、有価証券、通帳、切手、印紙、証書、重要書類、印鑑、クレジットカード、キャッシュカード類
- 磁気を発する物品（スピーカー、ヘッドフォン、マグネット等）
- 電池類（リチウム電池を含む）
- 二次電池（充電池、バッテリー、モバイルバッテリー、スマートフォンやゲーム機、パソコンなどバッテリーを内蔵しているもの）※スマートフォンやゲーム機、パソコンなど電池やバッテリーを内蔵しているものは、電池やバッテリーを抜いた上でお預け可能です。ただし小型電気機器は易損品扱いとなりますので、万が一の事故の場合は原則補償の対象外となります。
- 農薬、劇薬、火薬、毒物、化学薬品、放射性物質等の危険物または劇物
- 異臭、悪臭を発するまたは発するおそれのある物品
- 廃棄物
- 法令により所持を禁止されている物品
- 公序良俗に反する物品
預けられないものの中には灯油も含まれます。灯油（石油）を使うストーブやファンヒーターもありますので、この点は十分に気を付けなければなりません。収納する暖房器具の中に灯油・石油が残っていないようにしましょう。
ストーブ、ファンヒーターをトランクルームに預けるメリット・デメリット
次にストーブやファンヒーターなどの冬物家電をトランクルームに預けるメリット・デメリットを考えてみましょう。
収納スペースを確保でき、広くて快適な住空間を維持できる
まず、メリットとして挙げられるのは、収納スペースの確保と保管管理の利便性です。ストーブやファンヒーターは季節によって使用頻度が変わるため、使用しない時期や不要な場合にはトランクルームに保管することで、家庭内のスペースを有効活用することができます。また、トランクルームは専門の管理体制が整っているため、機器の保管管理やセキュリティ面で安心して預けることができます。
コストや利便性は課題になる
一方、デメリットとして考えられるのは、保管費用の負担や使用の不便さです。トランクルームの利用には一定の料金がかかるため、家庭内での保管よりも費用が増加する可能性があります。また、トランクルームに保管している場合、急な寒さや暑さに備えてすぐに使用することができないため、予め取り出しておく必要があります。
さらに、保管環境の管理が必要となります。ストーブやファンヒーターは湿気やカビ、錆の発生などが懸念されるため、適切な温度と湿度を維持する必要があります。また、長期間保管する場合は定期的な点検やメンテナンスを行うことが重要です。
メリット・デメリットを考えてトランクルームの利用を判断する
総括すると、ストーブやファンヒーターをトランクルームに預けることは、スペースの確保や保管管理の利便性を享受できる一方で、保管費用の負担や使用の不便さが伴うことがあります。利用する際は、メリットとデメリットを考慮して適切な判断を行うことが重要です。
トランクルームに収納する前にやっておきたいストーブ、ファンヒーターのお手入れ
トランクルームに収納する前にストーブやファンヒーターのお手入れをすることは重要です。長期間保管する前に清掃やメンテナンスを行うことで、機器の性能を保ち、安全な状態を維持することができます。
埃や汚れを拭き掃除
まず、ストーブやファンヒーターの外部を拭き掃除しましょう。埃や汚れが付着している場合は、柔らかい布やホウ酸を含ませた布で優しく拭き取ります。特に吸気口や排気口、グリルなどの隙間には、細かいほこりや異物が詰まっている可能性があるので、丁寧に清掃します。
内部も丁寧に清掃
次に、内部のお手入れを行います。ストーブやファンヒーターの内部には、燃焼残渣や汚れが付着している場合があります。取扱説明書に従って、内部部品を取り外し、ブラシや掃除機を使って清掃します。特に燃焼部分やファンの羽根などは、汚れが付着すると性能が低下する可能性があるため、しっかりと清掃します。
配線などの点検も忘れずに
さらに、ストーブやファンヒーターの点検も行いましょう。部品の破損や劣化、異音の発生などがないかを確認します。特にガスや電気を使用するヒーターの場合は、ガス漏れや配線の破損などの安全面の点検も重要です。問題がある場合は修理や交換を行いましょう。
湿気対策に乾燥しておくのも重要
最後に、収納する前にストーブやファンヒーターの乾燥を行います。湿気や水分が残っていると、カビや錆の発生の原因となります。乾燥剤を使ったり、陽の当たる風通しの良い場所で十分に乾燥させることで、機器を長期保管する準備を整えます。
ストーブやファンヒーターはどのようなトランクルームに預ければいい？
ストーブやファンヒーターはトランクルームに預けることができますが、どのようなトランクルームが保管に向いているのか考えてみましょう。
空調で湿度など管理されている屋内型トランクルーム
まずトランクルームには屋内型と屋外型があります。屋内型トランクルームは空調でコントロールされている場合が多いので家電製品などの機器類の保管に適しています。対して屋外型トランクルームは室温の調整されていない場合があり、高温になってしまいますので注意が必要です。
自宅にいながら利用できる便利な宅配型トランクルーム
また宅配型トランクルームであれば自宅から倉庫まで配送して保管してくれるので、非常に便利です。冬物家電は重いものが多いので、こうしたサービスを利用することで収納が非常に楽にできますね。
宅配型トランクルームではテレビCMでもよく見られる「サマリーポケット」が有名です。月額330円～利用でき、スマホで完結する手軽さから人気になっています。プランによってサイズや料金が違いますので、確認してみてください。
ストーブやファンヒーターを保管するときには火事や故障に注意
ストーブやファンヒーターで注意しなければならないのは何と言っても火事や故障です。家電製品なので十分な手入れをしなければ故障の原因になりますし、保管場所が高温になるようですと火事になってしまいかねません。
購入時に付いてくる取扱説明書などを良く読んでお手入れ方法や保管方法などを確認しておきましょう。もし取扱説明書が見つからないようなら、型番などで検索して調べたりメーカーに問い合わせたりしましょう。
まとめ
ストーブやヒーター、こたつのようにワンシーズンしか利用しないものはトランクルームに預けることで、生活空間を広く利用することができます。利用料は掛かってしまいますが、広い部屋に引っ越したりするよりもトータルで安く済ませることができるはずです。
是非ご利用を検討してみてください。
